応用情報技術者とは?

取得することでスキルのバロメーターになる

特徴を押さえた対策が大事

情報技術分野でエンジニアとして働くなら、応用情報技術者の資格を取得していると有利である。
ただし、基本情報技術者の資格よりも試験の難度は上がるため、試験対策を行わなければ簡単に合格というわけにはいかない。
応用情報技術者の特徴は、広いジャンルの知識が問われる点にある。

そこで試験対策として、苦手なジャンルは切り捨てるという考え方ができる。
誰でも苦手とする分野はあり、全てにおいて完璧というわけにはいかない。
特に出題範囲が広い資格試験となると、どうしても苦手ジャンルの問題が出題される可能性が増えてくる。
苦手なジャンルに勉強の時間を割くよりは、得意分野で確実にポイントを稼いだ方が効率的である。
幸い、この資格試験の合格基準点は100点満点中の60点と低く、多少は点数を取りこぼしたとしても合格の可能性は残されている。

また応用情報技術者試験対策の重要なポイントとして、午後の問題には注意を必要とする。
この資格試験は午前はマークシート方式を採用しているが、午後は記述式で解答しなければならない特徴がある。
マークシートの試験方式には慣れていても記述は苦手な人が多いため、本番では戸惑うケースが珍しくない。
ただし問題の内容自体は、基本をきちんと理解していれば答えられる範疇ではある。
そのため過去の問題を参考にしながら、試験本番で記述方式に戸惑わないよう事前の練習で対策さえすれば、午後の問題に対して恐れる必要はない。